ハウアーの備忘録

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投資で負けない秘訣を『敗者のゲーム』から学ぶ

           敗者のゲーム〈原著第6版〉 | チャールズ・エリス, 鹿毛 雄二 |本 | 通販 | Amazon

投資初心者や個人投資家は、なぜ投資で勝てないのか?

それは、投資で負ける投資家ほど市場平均を上回ろうと無駄な努力をしてしまうからです。

投資で利益を出そうと思ったら、勝とうとしてはいけません。

必要なのは負けないための戦略です。

それをわかりやすく解説してくれるのが、今回紹介する『敗者のゲーム』という書籍。

本書を読めばインデックスファンドの有益性が理解できつつ、投資で負けないために必要なマインドを学べます。

 

投資は「勝者のゲーム」から「敗者のゲーム」へ

投資は「勝者のゲーム」から「敗者のゲーム」へと変わりました。

サイモン・ラモは、「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」の決定的な差を、「初心者のための驚異のテニス」という本の中で明確にしている。すなわち、テニスには二種類のゲームがあり、一つはプロおよび天才的アマチュアのゲームであり、もう一つはその他大多数のゲームである、と。

「プロは得点を勝ち取るのに対し、アマはミスによって得点を失う」

二つのゲームは基本的に正反対なのだ。プロのテニスは勝つために行ったプレーで結果が決まる「勝者のゲーム」であるのに対し、アマチュアのテニスは敗者がミスを重ねることによって決まる「敗者のゲーム」なのである。

個人投資家はプロの機関投資家には勝てない

プロの機関投資家であってもそのほとんどが市場平均には勝てない

市場平均に勝とうとするほとんどのプレーヤーが負けている

以上のことから、投資は「敗者のゲーム」へ変わりました。

「敗者のゲーム」で勝つために大切なことは、ミスをしないこと。

ミスとは、多くの参加者がいる中で自分だけ勝とうとして失敗することです。

自分の手腕を信じ、甘い夢を見たまま投資をしてしまうと、高い確率で負けてしまいます。

投資初心者や個人投資家が投資で勝つためにはミスをせず、素直に市場平均を取ることが重要です。

著者はそのための最良の方法として、「長期でインデックスファンドを運用するべきである」と主張しています。

 

インデックスファンドがアクティブファンドより優れている理由

インデックスファンドが市場平均を上回ることを目的とするアクティブファンドより優れている点は、コストがかからないことに尽きます。

インデックスファンドはある指標に連動するように目指して運用されているので、手数料やコストが低い傾向にあります。

それに対してアクティブファンドはプロの機関投資家が投資の売買を行うため、その分コストが高くなります。

アクティブファンドが優秀な成績を残すことも時にはあるのですが、データ的に見れば市場平均を上回り続けることは至難の業。

そうなってしまえばコストが低い分だけインデックスファンドの方が有利なのです。

特に投資の素人にはどのアクティブファンド(もしくは個別銘柄)が優秀かを見極めることは難しいため、無難にインデックスファンドを選んでおいた方が間違いないと言えます。

 

投資で負けない秘訣はシンプルに市場平均を取ること

というわけで、個人投資家が投資で負けない秘訣は、インデックスファンドを長期間保有し続けるということになりそうです。

保有する上で大切なのは、運用方針を策定し自分の投資目的を把握し続け感情的になることなく運用を続けること。

「なぜ投資しているのか?」ということを忘れなければ、短期的な値動きに惑わされることもなくなるでしょう。

 

ここまで見てきたように、投資で勝つための方法は非常にシンプルです。

難しいのはそれを続けること。

投資で勝ちたいなら余計なことなんてせず、シンプルに市場平均を取りましょう。

それが「敗者のゲーム」において勝つ確率の高い戦略です。

 

ちなみにインデックスファンドは私も毎月積み立てて投資しております。

詳しくは下記の記事にて解説しています。

 

積み立てNISA、始めました。 - ハウアーの備忘録