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『ブレイキング・バッド』の面白さについて語る

Amazon.co.jp: ブレイキング・バッド シーズン1 (字幕版)を観る | Prime Video

久しぶりにNetflixに登録したということで、『ブレイキング・バッド』を見返しています。

ブレイキング・バッド』は、高校の科学教師であるウォルター・ホワイトとその生徒であるジェシー・ピンクマンがタッグを組み、麻薬組織として駆け上がっていく物語。

本作は全編を通して素晴らしい出来なのですが、ラストシーズンにあたるシーズン5は特に出来が良く、その面白さからギネスにまで掲載されています。

今回はそんな『ブレイキング・バッド』の面白さについて語りましょう。

 

ブレイキング・バッドが傑作である3つの理由(ネタバレあり)

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破滅していく人間の心の変化が完璧に描かれている

この物語は主役であるウォルター・ホワイトが末期癌を患い、余命宣告を受けるところから始まります。

自分の命がもう長くはないと悟ったウォルターは、少しでも家族に遺産を残してやろうと麻薬の製造を開始するのです。

麻薬製造は1歩進んでは2歩下がるという展開を繰り返しつつも、着実にノウハウを確立させ、ウォルターは莫大な資産を築きます。

そんな中でなんと、ウォルターの癌が寛解するという予想外の出来事が起きます。

近しい家族が喜ぶ中、ウォルターも喜ぶのかと思いきや反応は真逆。

なぜか悔しがって物に当たり散らします。

さらに十分な資産を蓄えたにもかかわらず、麻薬製造から手を引くことはなく、さらなる金を求めて麻薬を作り続けることを決意するのです。

この時点で彼の破滅は決定的なものとなった、と私は考えています。

シーズンの初めは「ウォルターは癌を患ってヤケクソになっているのだろう」と同情していた人も少なくなかったでしょう。

しかし、後半になる頃には彼は自らの意思で破滅に向かっている。

もっといえば破滅することを心の底から望んでいるということに気付かされます。

周囲からは温厚だと思われ、自らもそうなのだと納得させていた男が癌をきっかけに本当の自分を知ってしまった。と同時に、その道の才能があることにも気づいてしまう。

その結果、歯止めが効かなくなり、破滅へと着実に進んでいく。

ブレイキング・バッド』は、そんなひとりの男の破滅劇を描いた傑作だと言えるでしょう。

破滅していく男の孤独、傲慢さ、哀愁、卑劣さ。そういった所が余すことなく描かれているのが本作の凄さです。

 

ブラックユーモアのセンスが抜群にいい

2つ目はブラックユーモアのセンス。

本作ではブラックユーモア的なジョークが度々挿入されます。

そのジョークが非常にセンスがあって切れ味が良く、見ていて爽快な気分になれる。

基本的に地味でシリアスなシーンが多い『ブレイキング・バッド』というドラマ。

ド派手なシーンもなくはないですが、あっても1シーズンに1回程度といったところ。

そんな本作において、観客の注意を逸らさない役割をこのブラックユーモアが担っている気がします。

ブラックユーモアが好きな人はこの作品をぜひ見てください。きっと好きになれるはず。

 

ハラハラドキドキする展開

ハラハラドキドキする展開が繰り広げられるのも本作の見どころの1つ。

ウォルターは麻薬を製造していることが家族や職場の同僚、そしてDEA(麻薬取締局)にバレないように嘘に嘘を重ね続けます。

それも次第にほころびが出始めていくのですが、彼の本性が明るみに出ることはギリギリのところでありません。

そのバレるかバレないかの駆け引きは緊張感があってハラハラします。

また、ウォルターは家族やDEAとの駆け引きとは別に、敵対する組織や相手とも心理戦を繰り広げます。

ただしこちらは正真正銘生きるか死ぬかのバトルなので、もっとシビアなものです。

特にウォルターにとって最大の敵だったガスとの死闘は鬼気迫るものがありましたね。

そんな頭を使ったバトルや身内に悪事を隠し続ける駆け引きは、本作の面白さの1つとなっています。

 

まとめ

絶滅火山, ニューメキシコ, アルバカーキでは火山公園, 雲と青空

というわけで以上が『ブレイキング・バッド』が面白い理由となります。

今回はあえて3つに絞って解説してきました。

しかし、本作はどこを取っても文句の付けようがない素晴らしい作品です。

海外ドラマにおいても必ず上位にランクインする作品なので、未視聴の方はぜひご覧いただければと思います。

では。