世界の名著1を読んだ感想|バラモン教典、原始仏典

禅, 仏, 平和, 瞑想, 銅像, 彫刻, 仏教, スピリチュアル, 東部

はじめに

どうも、MASSANです。

 

今回は世界の名著1を読んだ感想を綴っていく。

1巻にはバラモン教原始仏典という初期のインド思想に関係する教典が収録されている。

故に「インド思想史を新しく学び始めたい」という人には、ピッタリの1冊と言えるだろう。興味のある方はぜひ手に取っていただきたい。

では、さっそく感想を述べていこう。

 

バラモン教典を読んだ感想

この項に収録されている教典は以下の通りだ。

ウパニシャッド
・バガヴァッド・ギーター
サーンキヤ体系概説
・ヨーガ根本聖典
・不二一元論
最高神とその様態
・バーガヴァタ・ブラーナ
・論証学入門
ジャイナ教綱要

 

ヴェーダバラモン教聖典)の中でもとりわけ重要視されている「ウパニシャッド」から始まり、神の詩を意味する「バガヴァッド・ギーター」、六派哲学の各教典と続き、最後はバラモン教や仏教とはまた違う意味で存在感を放つジャイナ教の説明で締めくくる構成となっている。

まさにバラモン教典を理解するにはうってつけのラインナップと言えるだろう。

その中でも特に私が感銘を受けたのが、「ウパニシャッド」と「バガヴァッド・ギーター」の2つ。

この2つに関しては、普通に単行本として買い直してもいいと思えるレベルだった。

その他には、日本でもよく見かけるヨガの元ネタとなった「ヨーガ根本聖典」も人によっては読んでおいて損はないかなと思う。

 

バラモン教は名前こそ聞くことはあるものの、その歴史や概要については深く知らない。

だが、今日のインドにおいてバラモン教が文化や国民性の根幹を担っていることはおそらく間違いない。

バラモン教から始まったカースト制度がいまだに根強く残っていること、バラモン教を引き継ぐ形で生まれたヒンドゥー教が現代のインドで最も多くの信者を抱えていることを見てもそれは明らかだ。

そんなバラモン教について学びを深めることはインドを知る上では欠かせない。

今回の挑戦を通して、それらの知識を得ることが出来たのはシンプルに良かったと思う。

 

原始仏典を読んだ感想

この項に収録されている教典は以下の通り。

●短篇の経典
・説法の要請
・はじめての説法
・サミッディの出家
・四種類の人
・耕作者
・善いことば
・病あつきヴァッカリ
・流れる丸太


●中篇の経典
・階級の平等
・毒矢のたとえ
・象の足跡のたとえ
・種々の界
・兇賊の帰依
・出家の功徳
ミリンダ王の問い

 

原始仏典では、主に釈迦(仏陀)と弟子たちとの対話を通じて、読み手に釈迦の教えを説くという形を取っている。

「流れる丸太」「毒矢のたとえ」「兇賊の帰依」「ミリンダ王の問い」など、素晴らしい説法はいくつもあるが、やはり特筆すべきは釈迦という人物そのものだろう。

教典の随所で彼の人柄やカリスマ性が感じられ、読んだ後は釈迦の偉大さばかりが印象に残る。

さすが世界的に尊敬され、手本とされてきた人物の1人である。

釈迦が生きていた時代の仏教(プレ部派仏教)で、なおかつ釈迦という人物の偉大さを知りたい方は、説法が綺麗にまとめられている本書から読み始めるといい。

私のように心酔すること請け合いである。

 

 

 

まとめ

挑戦の幕開けはインドからとなった。

元々インドという国には興味があったが、宗教には興味がなかった私。それが本書を読んだことで、そのどちらにも興味を強めることが出来た。

インド人の根幹となっている部分が知れて、強烈にインドを訪れてみたくなってしまった。

またいつの日にか、インドよ。

というわけで1巻は終了。2巻に続く。